「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、佐賀県小城市にある天山酒造が数量限定で発売する、生酒を氷温で約10か月じっくり寝かせた純米酒です。
毎年1月に発売される「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生」をそのまま氷温で寝かせることで、味わいには丸みと奥行きが加わっています。
生酒の瑞々しさを残しながら、時間をかけて寝かせたことで生まれる落ち着きと深い旨味。その両方を楽しめる、七田シリーズならではの季節限定酒です。
「時間をかけて寝かせた七田の味わいを楽しみたい!」
「いつもの七田とはひと味違う一本を味わってみたい!」
そんな方にもおすすめしたい一本で、酒舗 彩でも毎年入荷を楽しみにされるお客様が多い人気の季節限定酒です。
この記事では、天山酒造で営業として七田ブランドに携わり、現在は酒屋として販売している経験をもとに、「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」の特徴や味わい、おすすめの飲み方を分かりやすくご紹介します。
この記事を書いている人

この記事は、佐賀県小城市にある酒屋「酒舗 彩」の店主、ひでぽんが執筆しています。
当店では、七田・天山をはじめ、佐賀県の日本酒を中心に取り扱っています。
また、筆者は過去に天山酒造で営業として勤務した経験があり、蔵元での経験と、現在酒屋としてお客様にお酒をご案内している経験の両方をもとに、七田の魅力や選び方を分かりやすくご紹介しています。
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」とは
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、毎年1月に発売される「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生」を、約10か月氷温でじっくり熟成させた数量限定の純米生酒です。
生酒ならではの瑞々しさを残しながら、時間をかけて熟成させることで、味わいに丸みや奥行きが加わっています。七田らしい山田錦の旨味を、通常の無濾過生とはひと味違った形で楽しめる一本です。
毎年11月頃に数量限定で発売される、七田シリーズの中でも特徴的な季節限定酒です。
氷温熟成だからこそ生まれる奥行き
寒熟(かんじゅく)は、搾りたての生酒を氷温で約10か月じっくり熟成させています。
低温でゆっくりと熟成させることで、生酒らしいフレッシュさを残しながら、味わいには丸みや深みが加わっているのが特徴です。
七割五分磨きシリーズらしい山田錦の旨味も、時間をかけて熟成させることで味わいがまとまり、落ち着きのある奥行きのある味わいへと変化しています。
味わいの特徴
グラスに注ぐと、リッチな果実香に加え、どこかフローラルな印象を感じさせる香りが広がります。心地よい香りがありながら、約10か月の氷温熟成による落ち着きも感じられる、奥行きのある香りです。
口に含むと、やさしい甘みが広がり、その後に山田錦らしい旨味とほどよい酸味が重なります。口当たりには丸みがあり、角の取れたまろやかな味わいを楽しめます。
さらに飲み進めると、旨味に厚みが感じられ、寝かせたことによる落ち着きと深みが広がります。
余韻は通常の「七割五分磨き 山田錦」よりも深く、飲み終えたあとも心地よい旨味が長く続きます。
「やさしい甘みとほどよい酸味に、熟成による丸みと深い旨味が重なった、奥行きのある味わい」
そんなバランスの良さが、「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」の大きな魅力です。
新酒のような軽快さではなく、時間をかけて寝かせたからこそ感じられる、まろやかさや落ち着きのある味わいを楽しみたい方におすすめの一本です。
おすすめの飲み方
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、6℃前後までしっかり冷やした冷酒で楽しむのがおすすめです。
冷やすことで、リッチな果実香ややさしい甘み、ほどよい酸味がバランスよくまとまり、寒熟ならではの落ち着いた味わいを楽しめます。
また、冷蔵庫から出してすぐに飲み切るのではなく、グラスに注いで少し時間をかけて飲むのもおすすめです。
温度が少しずつ上がることで、冷えた状態では感じにくかった旨味や丸みがより分かりやすくなり、熟成による深みのある味わいをゆっくり楽しめます。
さらに、常温(15〜20℃)まで温度を上げると、味わいの丸みや旨味がより豊かに感じられ、冷酒とはまた違った表情を楽しめます。
酒器には、唐津焼のぐい呑みがおすすめです。
落ち着いた雰囲気のある器でゆっくりと味わうことで、寒熟ならではの深みや余韻をじっくり楽しめます。
まずはしっかり冷やした状態で味わい、そこから少しずつ温度を上げながら、約10か月寝かせたことによって生まれた「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」の味わいの変化を楽しんでみてください。
相性の良い料理
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、丸みのある旨味と深みを楽しめるため、味わいのしっかりした料理と合わせやすい日本酒です。
例えば、
- シンプルな焼肉
- 長芋のステーキ(醤油バター)
- 牛ステーキ
- ローストビーフ
- 鶏の炭火焼き
- しいたけのバター醤油焼き
- すき焼き
などがおすすめです。
特に、シンプルな焼肉や牛ステーキなどの肉料理と合わせると、寒熟のまろやかな旨味が肉の旨味に寄り添い、寝かせたことによる深みもしっかりと楽しめます。
また、長芋のステーキ(醤油バター)やしいたけのバター醤油焼きのような、醤油やバターを使った料理とも好相性です。料理のコクと寒熟の丸みのある旨味が重なり、味わいに一体感が生まれます。
さらに、鶏の炭火焼きやすき焼きなど、香ばしさや甘辛い味付けのある料理とも合わせやすく、料理の旨味を受け止めながら、お酒の深い余韻を楽しめます。
「旨味のある料理と一緒に、じっくり日本酒を楽しみたい」
という方には、特におすすめしたい組み合わせです。寒熟の丸みや深みのある味わいを、食事と一緒にゆっくり楽しんでみてください。
こんな方におすすめ
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、次のような方におすすめです。
- 時間をかけて寝かせた日本酒の味わいを楽しみたい方
- 丸みのある旨味や落ち着いた味わいの日本酒が好きな方
- 山田錦の旨味をじっくり味わいたい方
- 肉料理やコクのある料理と合わせる日本酒を探している方
- 季節限定の七田を楽しみたい方
特に、「いつもの七田とは少し違う、時間をかけて生まれた落ち着きのある味わいを楽しみたい」という方には、ぜひ味わっていただきたい一本です。
やさしい甘みとほどよい酸味に、丸みのある旨味と深みが重なった味わいは、食事と一緒にゆっくり楽しむのにも向いています。
また、冷酒だけでなく、少しずつ温度を上げることで味わいの変化も楽しめるため、一杯をじっくり味わいながら、日本酒の表情の変化を楽しみたい方にもおすすめです。
毎年11月頃に数量限定で発売される季節商品だからこそ、通常の「七割五分磨き 山田錦」とはまた違った、「時間をかけて寝かせたことで生まれる丸みと深み」を楽しめる魅力があります。
また、七田には酒米や精米歩合、仕込み方、季節によってさまざまな商品があります。
自分に合った七田を探してみたい方は、「七田の選び方」もあわせてご覧ください。
落ち着いた旨味とふくよかな味わいを楽しみたい方には、「七田 七割五分磨き 雄町 ひやおろし」もおすすめです。
酒舗 彩より
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、個人的にはゆっくり時間をかけて味わってほしい七田だと思っています。
通常の「七割五分磨き 山田錦」とは違い、約10か月氷温で寝かせていることで、味わいに丸みがあり、口に含んだときの旨味にも落ち着きがあります。
冷やしてすっきり楽しむのもいいですが、グラスに注いで少しずつ温度が上がっていく過程を楽しむ飲み方がおすすめです。温度の変化とともに、最初は控えめだった旨味や丸みが少しずつ開いてきます。
料理と合わせるなら、焼肉やステーキなどの肉料理はもちろん、醤油やバターを使った料理とも合わせやすいです。
毎年数量限定で販売される商品なので、通常の「七割五分磨き 山田錦」を飲んだことがある方には、「同じ七田でも、時間をかけて寝かせるとこんな味わいになるんだ」と楽しんでもらいたい一本です。
商品詳細
| 商品名 | 七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟 |
| 原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
| 使用米 | 山田錦(100%使用) |
| 精米歩合 | 75% |
| アルコール度数 | 17度 |
| 製造者 | 天山酒造株式会社 |
| 価格(税込) | 720ml:1,870円 |
| 発売時期 | 11月頃~ |
※当店では1.8Lの取り扱いはございません。
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」を購入する
「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟」は、酒舗 彩でも取り扱っている、冬季限定・数量限定の七田シリーズの季節商品です。
毎年1月に発売される「七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生」を約10か月氷温でじっくり寝かせることで、味わいに丸みと深みが加わっています。やさしい甘みとほどよい酸味に、厚みのある旨味と落ち着いた余韻を楽しめる一本です。
冷酒はもちろん、少しずつ温度を上げながら味わうことで、寒熟ならではの味わいの変化も楽しめます。焼肉やステーキ、すき焼きなど、旨味のしっかりした料理と一緒に楽しみたい方にもおすすめです。
店頭での販売に加えて、オンラインストアからもご購入いただけます。
なお、季節限定・数量限定商品のため、在庫がなくなり次第、次回の入荷・販売時期までお待ちいただく場合があります。
気になっている方は、販売時期や在庫状況を確認のうえ、ぜひお早めにお求めください。
▶ [七田 七割五分磨き 山田錦 無濾過生 寒熟を購入する]
米の旨味を最大限に活かした酒造り
現六代目蔵元である七田謙介氏が2001年(平成13年)に立ち上げた純米酒ブランド『七田』
21世紀の現代の食生活と共に輝くお酒であるようにと、食中向きにおススメできるお酒を醸している。
また、原料は佐賀県産の酒米を中心に使用し、活性炭による濾過もしないで一回火入後、低温で瓶貯蔵し、品質を第一に考えて現在も製造を続けています。

天山酒造とは
小城の地で酒造りがスタートして150年以上の歴史を誇る。1875年創業。
元々は蔵の前を流れる祇園川の水力を利用した製粉・製麺業を営んでいた。
蔵の近くには銘水100選にも選ばれた「清水の滝」がある。
「不易流行」「和醸良酒」の考えのもと、時代の流れに合わせて革新的な酒造りに挑戦している。
現六代目蔵元である七田謙介氏は主力ブランドの一つである「七田」を立ち上げ、更なる酒造りへの挑戦を続けている。

七田にはそれぞれ違った魅力があります。
この記事が、自分にぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
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