「七田 510」は、佐賀県小城市にある天山酒造が数量限定で発売する特約店限定の日本酒です。
一般的な日本酒のように「純米吟醸」や「純米大吟醸」といった特定名称をあえて表示せず
「先入観にとらわれず、お酒そのものを楽しんでほしい」
という杜氏の想いから生まれました。
商品名の「510」にも酒造りへのこだわりが込められており、七田シリーズの中でもひときわ個性的な一本です。
「スペックではなく、自分の感覚で日本酒を楽しみたい」
「七田シリーズの新しい魅力に出会ってみたい」
そんな方にもおすすめしたいお酒で、酒舗 彩でも「ぜひ先入観を持たずに味わってほしい」とご紹介している数量限定商品です。
この記事では、天山酒造で営業として七田ブランドに携わり、現在は酒屋として販売している経験をもとに、「七田 510」の特徴や味わい、おすすめの飲み方を分かりやすくご紹介します。
この記事を書いている人

この記事は、佐賀県小城市にある酒屋「酒舗 彩」の店主、ひでぽんが執筆しています。
当店では、七田・天山をはじめ、佐賀県の日本酒を中心に取り扱っています。
また、筆者は過去に天山酒造で営業として勤務した経験があり、蔵元での経験と、現在酒屋としてお客様にお酒をご案内している経験の両方をもとに、七田の魅力や選び方を分かりやすくご紹介しています。
「七田510」とは
「七田 510」は、佐賀県小城市にある天山酒造が数量限定で発売する特約店限定の日本酒です。
七田シリーズの中でも、従来の日本酒の枠にとらわれず、新しい楽しみ方を提案する一本として造られています。
杜氏・後藤潤氏の酒造りへの想いが込められており、あえて「純米吟醸」や「純米大吟醸」といった特定名称を表示していないことも、このお酒の大きな特徴です。
「先入観にとらわれず、お酒そのものを楽しんでほしい」
そんな造り手の想いから生まれた、七田シリーズの中でも個性あふれる一本です。
「510」という名前の由来
商品名の「510」は、天山酒造の杜氏である後藤 潤(ごとう じゅん)氏の姓「後藤」に由来しています。
長年受け継がれてきた酒造りの技術を大切にしながらも、新しい表現に挑戦したいという杜氏の想いから生まれた、特別な一本です。
その背景には、伝統を守りながら時代に合わせて進化していくという「不易流行」の考え方があります。
「七田 510」というシンプルな名前には、これまで培ってきた酒造りを大切にしながら、新しい日本酒の楽しみ方を提案していく、杜氏の想いや酒造りへの哲学が込められています。
あえて特定名称を表示しない理由
日本酒には「純米吟醸」や「純米大吟醸」などの特定名称があり、お酒を選ぶ際のひとつの目安として参考にされることも多いです。
一方、「七田 510」は、そうした名称やスペックによる先入観を持たず、実際に飲んだときの味わいや印象を感じてほしいという想いから、あえて特定名称を表示していません。
「スペックではなく、一杯飲んで感じてほしい」
そんな造り手のメッセージが込められているのが、「七田 510」というお酒です。
そのため、純米吟醸や純米大吟醸といった肩書きではなく、自分自身の感覚で味わって楽しむ。
それも「七田 510」ならではの魅力のひとつと言えるでしょう。
味わいの特徴
グラスに注ぐと、マスカットやメロンを思わせる、爽やかで上品な香りが広がります。
口に含むと、きめ細かなガス感とみずみずしい口当たりが感じられ、やさしい甘味と旨味が心地よく広がります。
その後、程よい酸味とともに味わいがすっとまとまり、後味には心地よいキレがあります。
「軽やかでみずみずしいのに、七田らしい旨味もしっかり感じられる」
そんなバランスの良さが、「七田 510」の魅力です。
香りの爽やかさ、やさしい甘味と旨味、きめ細かなガス感、そして程よいキレが調和しているため、軽快に飲み進めながらも、物足りなさを感じにくい味わいに仕上がっています。
七田らしい旨味を楽しみながら、いつもとは少し違った軽やかな味わいを楽しみたい方にもおすすめです。
また、特定名称などのスペックにとらわれず、一杯飲んだときの香りや口当たり、味わいの変化を素直に楽しみたい方にも、ぜひ味わっていただきたい一本です。
おすすめの飲み方
まずは、10〜15℃ほどに冷やして飲むのがおすすめです。
適度に冷やすことで、「七田 510」の爽やかな香りやみずみずしい口当たり、きめ細かなガス感、やさしい甘味と旨味をバランスよく楽しめます。
また、冷蔵庫から出してすぐに飲み切らず、少し時間をかけて味わってみるのもおすすめです。
グラスに注いでゆっくり楽しむことで、温度が少しずつ上がるにつれて、甘味や旨味の感じ方が変化していきます。
最初の軽快な印象から、徐々に味わいのふくらみを感じられるようになるのも、「七田 510」の楽しみ方のひとつです。
ワイングラスなど、香りを楽しみやすいグラスを使うのもおすすめです。
まずはしっかり冷やした状態で軽快な味わいを楽しみ、そこから少しずつ温度を上げながら、「七田 510」の香りや味わいの変化をじっくり楽しんでみてください。
相性の良い料理
「七田 510」は、爽やかな香りとみずみずしい口当たり、やさしい甘味と旨味のバランスが良いため、素材の味わいを活かした料理から、洋食まで幅広く合わせやすい一本です。
例えば、
- 鯛やヒラメなど白身魚のお刺身
- 白身魚のカルパッチョ
- 生ハム
- モッツァレラチーズ
- グリルチキン
- 海老やホタテのソテー
などがおすすめです。
特に、白身魚のお刺身やカルパッチョのような繊細な味わいの料理とは相性がよく、七田510の爽やかな香りと軽快な飲み口が料理の味わいを邪魔せず、すっきりと楽しめます。
また、生ハムやモッツァレラチーズ、グリルチキンなどの洋食とも合わせやすいのが特徴です。「七田 510」のやさしい甘味と旨味が料理の味わいに寄り添いながら、程よいキレが後味を軽やかにまとめてくれます。
海老やホタテのソテーのように、素材の甘味や旨味を楽しむ料理とも好相性。魚介の繊細な味わいと「七田 510」の爽やかな香りが調和し、食事と一緒に楽しみやすい組み合わせです。
濃い味付けの料理よりも、素材そのものの味わいや、比較的あっさりとした味付けの料理と合わせることで、「七田 510」の軽やかさと旨味をより楽しめるでしょう。
「爽やかで軽快な日本酒を、和食だけでなく洋食とも合わせて楽しみたい」
という方にも、ぜひ試していただきたい組み合わせです。
こんな方におすすめ
「七田 510」は、次のような方におすすめです。
- 七田シリーズの新しい魅力を味わってみたい方
- 爽やかな香りと旨味のバランスを楽しみたい方
- スペックにとらわれず、自分の感覚で日本酒を楽しみたい方
- いつもとは少し違った七田を飲んでみたい方
- 数量限定の特別な一本を楽しみたい方
特に、「純米吟醸や純米大吟醸といった肩書きではなく、実際に飲んで感じた味わいを大切にしたい」という方には、ぜひおすすめしたい一本です。
爽やかな香りとみずみずしい口当たり、やさしい甘味と旨味、程よいキレを楽しめるため、普段から七田を飲んでいる方にも、いつもとは違った七田の魅力を感じてもらえるでしょう。
七田の定番酒を味わってみたい方は、「七田 純米」の記事もぜひご覧ください。
定番の七田とはまた違った、「スペックではなく、お酒そのものを楽しむ」という510の魅力を知ることで、七田シリーズの奥深さをより楽しんでいただけます。
酒舗 彩より
「七田 510」は、七田シリーズの中でも少し特別な存在です。
商品名やラベルを見るだけでは「どんなお酒だろう?」と思われるかもしれませんが、その背景には、杜氏・後藤潤氏の酒造りへの想いが込められています。
特定名称やスペックからではなく
お酒そのものの味わいを自分の感覚で楽しんでほしい
という考え方も、この一本ならではの魅力です。
酒舗 彩でも、「七田 510」をご紹介するときには、まず先入観を持たずに味わっていただきたいと考えています。
「いつもの七田とは少し違う一本を飲んでみたい」
そんな方に、ぜひ一度味わっていただきたい数量限定酒です。
商品詳細
| 商品名 | 七田 510(ゴトー) |
| 原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
| 使用米 | — |
| 精米歩合 | 非公開 |
| アルコール度数 | 14度 |
| 製造者 | 天山酒造株式会社 |
| 価格(税込) | 720ml:2,200円 |
| 発売時期 | 3月頃~ |
※当店では1.8Lの取り扱いはございません。
「七田510」を購入する
「七田510」は、酒舗 彩でも取り扱っている、七田シリーズの数量限定・特約店限定の日本酒です。
特定名称にとらわれず、お酒そのものの味わいを楽しんでほしいという杜氏・後藤潤氏の想いから生まれた、七田シリーズの中でも個性的な一本。
爽やかな香りとみずみずしい口当たり、やさしい甘味と旨味、程よいキレを楽しめるため、普段の食事と合わせるのはもちろん、いつもとは少し違った七田を味わいたい方にもおすすめです。
現在、酒舗 彩では720mlのみを取り扱っています。
店頭での販売に加えて、オンラインストアからもご購入いただけます。
なお、数量限定商品のため、在庫がなくなり次第、次回の入荷・販売時期までお待ちいただく場合があります。
気になっている方は、在庫があるうちにぜひお早めにお求めください。
米の旨味を最大限に活かした酒造り
現六代目蔵元である七田謙介氏が2001年(平成13年)に立ち上げた純米酒ブランド『七田』
21世紀の現代の食生活と共に輝くお酒であるようにと、食中向きにおススメできるお酒を醸している。
また、原料は佐賀県産の酒米を中心に使用し、活性炭による濾過もしないで一回火入後、低温で瓶貯蔵し、品質を第一に考えて現在も製造を続けています。

天山酒造とは
小城の地で酒造りがスタートして150年以上の歴史を誇る。1875年創業。
元々は蔵の前を流れる祇園川の水力を利用した製粉・製麺業を営んでいた。
蔵の近くには銘水100選にも選ばれた「清水の滝」がある。
「不易流行」「和醸良酒」の考えのもと、時代の流れに合わせて革新的な酒造りに挑戦している。
現六代目蔵元である七田謙介氏は主力ブランドの一つである「七田」を立ち上げ、更なる酒造りへの挑戦を続けている。

七田にはそれぞれ違った魅力があります。
この記事が、自分にぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
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