「七田 純米吟醸 江里山棚田米」は、佐賀県小城市にある天山酒造が造る数量限定の純米吟醸です。
酒米には、「日本の棚田百選」にも選ばれている小城市・江里山地区の棚田で育てられた山田錦を100%使用。小城市の豊かな自然と、地域の農家の方々が大切に育てた酒米から生まれた、土地の魅力が詰まった一本です。
やさしい旨味ときれいな味わいが楽しめるだけでなく、江里山の美しい棚田や、地域の農業を未来へつなぐ取り組みにもつながっているのが、このお酒の大きな魅力です。
「地元・佐賀ならではの日本酒を味わってみたい!」
「お酒だけでなく、その土地の風土やストーリーも楽しみたい!」
そんな方にもおすすめしたい七田シリーズの数量限定酒です。
この記事では、天山酒造で営業として七田ブランドに携わり、現在は酒舗 彩で七田を取り扱っている店主が、「七田 純米吟醸 江里山棚田米」の特徴や味わい、おすすめの飲み方、料理との相性まで分かりやすくご紹介します。
この記事を書いている人

この記事は、佐賀県小城市にある酒屋「酒舗 彩」の店主、ひでぽんが執筆しています。
当店では、七田・天山をはじめ、佐賀県の日本酒を中心に取り扱っています。
また、筆者は過去に天山酒造で営業として勤務した経験があり、蔵元での経験と、現在酒屋としてお客様にお酒をご案内している経験の両方をもとに、七田の魅力や選び方を分かりやすくご紹介しています。
「七田 純米吟醸 江里山棚田米」とは
佐賀県小城市にある天山酒造が醸す数量限定の純米吟醸です。
酒米には、蔵の近くに位置する小城市小城町・江里山地区の棚田で栽培された山田錦を100%使用しています。
豊かな自然の中で育った酒米から生まれる、やさしい旨味と透明感のある味わいが魅力の一本です。
お酒のおいしさはもちろん、地域の風景や人々の想いまで感じられる、七田シリーズの中でも特別な存在です。
江里山の棚田とは?
江里山の棚田は、佐賀県小城市小城町江里山地区に広がる美しい棚田です。
山あいの斜面に沿って広がる棚田は、「日本の棚田百選」にも選ばれており、秋になると一面に彼岸花が咲く美しい風景でも知られています。
一方で、棚田は平地の田んぼに比べて農作業の負担が大きく、近年では農業従事者の高齢化や担い手不足など、地域で守り続けていくことが課題となっています。
そこで天山酒造では、江里山地区の農家の方々と協力し、棚田で育てた山田錦を使った酒造りに取り組んでいます。
「七田 純米吟醸 江里山棚田米」は、こうして江里山の棚田で大切に育てられた山田錦を100%使用して造られています。
つまり、このお酒は単に「小城市産の山田錦を使った日本酒」というだけではありません。
江里山の棚田を守り、地域の農業や美しい風景を未来へつないでいく。
そんな地域の想いも込められた
『小城市だからこそ生まれた七田』
なのです。

棚田で育った山田錦を100%使用
江里山の棚田で大切に育てられた山田錦を100%使用していることが、この商品の大きな特徴です。
山田錦は、日本酒造りに適した代表的な酒米として知られています。
「七田 七割五分磨き 山田錦」など、七田では山田錦を使用した商品がありますが、この江里山棚田米では
小城市江里山地区で育てられた山田錦のみ
を使用しています。
同じ山田錦を使った七田でも、使用する米の産地や精米歩合、造りによって味わいが変わるため、飲み比べてみるのもおすすめです。
七田は、同じ「七田」でも使用する酒米や精米歩合、純米・純米吟醸などの種類によって味わいが変わります。ほかの七田も含めて、自分に合う一本を選びたい方は「七田の選び方」も参考にしてみてください。
純米・純米吟醸・純米大吟醸の違いや、酒米・精米歩合・季節限定酒などから、自分に合う七田の選び方を詳しく解説しています。
味わいの特徴
香りは穏やかで、白い花やマスカットを思わせる、上品で爽やかな香りがほのかに感じられます。
口に含むと、やさしい甘みと心地よい酸味がバランスよく広がり、フレッシュで軽やかな飲み口を楽しめます。
米の旨味もしっかりと感じられますが、甘みや旨味が重たく残ることはなく、最後はさっぱりとキレていく、すっきりとした余韻が印象的です。
香りと味わいのバランスが非常によく、華やかすぎない上品さもこのお酒の魅力。食事の邪魔をせず、料理と一緒に楽しみやすい一本です。
おすすめの飲み方
おすすめは7〜10℃ほどの冷酒です。
しっかり冷やした状態では、爽やかな酸味と軽快な飲み口を楽しめます。
少し温度が上がってくると、米の旨味ややさしい甘みがより感じやすくなるため、冷蔵庫から出してすぐに飲み切るのではなく、少しずつ温度の変化を楽しむのもおすすめです。
また、ワイングラスに注ぐと穏やかな香りが広がり、味わいの変化や余韻も感じやすくなります。
まずは冷やして、そこから少しずつ温度を上げながら飲んでみてください。
相性の良い料理
繊細な味わいの料理と相性が良く、素材の持ち味を引き立ててくれます。
例えば、
- 鯛やヒラメのお刺身
- 湯豆腐
- 出汁巻き玉子
- 秋野菜の天ぷら
- 鶏肉の塩焼き
- 白身魚の酒蒸し
和食を中心に、やさしい味付けの料理と合わせるのがおすすめです。
こんな方におすすめ
「七田 純米吟醸 江里山棚田米」は、次のような方におすすめです。
- 地元の風土を感じられる日本酒を楽しみたい方
- 山田錦の上品な味わいが好きな方
- 食事に合わせやすい純米吟醸を探している方
- 数量限定ならではの一本を味わいたい方
- 七田シリーズを飲み比べたい方
酒舗 彩より
酒舗 彩がある佐賀県小城市では、江里山の棚田は地域を代表する美しい景色のひとつです。
その棚田で育てられた山田錦から生まれたこのお酒は、お酒そのものの味わいだけでなく、地域の風景や人の想いまで感じられる一本だと思います。
『小城』で採れたお米を『小城』のお水を使って『小城』の酒蔵で醸す。
まさしく『オール小城産』で、小城市という「テロワール」を感じていただける一本に仕上がっています。
地元・小城市のお酒だからこそ、県外の方にもぜひ知っていただきたい、七田シリーズの数量限定酒です。
また、天山酒造では江里山に限らず小城市内の山田錦だけを使用して醸した「天山 契約栽培米 辛口純米」もあります。
商品詳細
| 商品名 | 七田 純米吟醸 江里山棚田米 |
| 原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
| 使用米 | 小城市江里山産 山田錦(100%使用) |
| 精米歩合 | 55% |
| アルコール度数 | 15度 |
| 製造者 | 天山酒造株式会社 |
| 価格(税込) | 720ml:2,640円 |
| 販売時期 | 9月中旬頃~ |
※1.8Lは商品化しておりません。
数量限定「七田 純米吟醸 江里山棚田米」を購入する
「七田 純米吟醸 江里山棚田米」は、毎年9月頃から販売される数量限定商品です。
江里山の棚田で育てられた山田錦を使用した、地域ならではの七田を味わってみたい方にもおすすめの一本です。
酒舗 彩では、店頭での販売に加えて、オンラインストアからもご購入いただけます。
なお、数量限定商品のため、在庫がなくなり次第、次回の入荷・販売時期までお待ちいただく場合があります。
気になっている方は、在庫があるうちにぜひお早めにお求めください。
米の旨味を最大限に活かした酒造り
現六代目蔵元である七田謙介氏が2001年(平成13年)に立ち上げた純米酒ブランド『七田』
21世紀の現代の食生活と共に輝くお酒であるようにと、食中向きにおススメできるお酒を醸している。
また、原料は佐賀県産の酒米を中心に使用し、活性炭による濾過もしないで一回火入後、低温で瓶貯蔵し、品質を第一に考えて現在も製造を続けています。

天山酒造とは
小城の地で酒造りがスタートして150年以上の歴史を誇る。1875年創業。
元々は蔵の前を流れる祇園川の水力を利用した製粉・製麺業を営んでいた。
蔵の近くには銘水100選にも選ばれた「清水の滝」がある。
「不易流行」「和醸良酒」の考えのもと、時代の流れに合わせて革新的な酒造りに挑戦している。
現六代目蔵元である七田謙介氏は主力ブランドの一つである「七田」を立ち上げ、更なる酒造りへの挑戦を続けている。

七田にはそれぞれ違った魅力があります。
この記事が、自分にぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
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