「天山 スパークリング ドサージュゼロ」は、瓶内二次発酵で造られた辛口タイプのスパークリング日本酒です。
特徴や味わい、製法、おすすめの飲み方や料理との相性を酒舗 彩が詳しく解説します。
この記事を書いている人

この記事は、佐賀県小城市の酒屋(酒舗彩)の店主(ひでぽん)が執筆しています。
当店では天山・七田をはじめ、地元佐賀の日本酒を中心に取り扱っています。
また、筆者は過去に天山酒造の営業としても酒蔵で働いた経験があり、その経験をもとに天山について解説します。
「天山 スパークリング ドサージュゼロ」とは
「天山 スパークリング ドサージュゼロ」は、佐賀県小城市の天山酒造が造る本格的なスパークリング日本酒です。
シャンパンと同じ「瓶内二次発酵製法」を採用し、一本一本丁寧に仕上げられています。
きめ細やかな泡立ちと、天山酒造らしいキレのある味わいが特徴で、食事とともに楽しめる辛口タイプのスパークリング日本酒です。
乾杯のお酒としてはもちろん、料理に寄り添う一本として、大切な時間を華やかに演出してくれます。
瓶内二次発酵で造られる本格スパークリング日本酒
「天山 スパークリング ドサージュゼロ」は、瓶の中で二次発酵を行う「瓶内二次発酵製法」で造られています。
瓶内でゆっくりと発酵させることで、自然できめ細やかな泡が生まれ、その後、瓶内に残った滓(おり)を一本一本取り除いて仕上げられます。
スパークリング日本酒には、滓を残した「おりがらみタイプ」や、完成した日本酒に炭酸ガスを加えるタイプなど、さまざまな製法があります。
その中でも「天山 スパークリング ドサージュゼロ」は、時間と手間を惜しまない瓶内二次発酵製法によって造られた、透明感のある美しい見た目と繊細な泡立ちが魅力です。

味わいの特徴
グラスに注ぐと、きめ細やかな泡が静かに立ち上り、爽やかな香りが広がります。
口に含むと、繊細な泡とともに天山酒造らしいキレのある旨味と美しい酸味が心地よく広がります。
甘さを強調したスパークリング日本酒とは異なり、料理を引き立てるドライな味わい。
飲み進めても飽きることなく、最後まで心地よい余韻を楽しめます。
「日本酒のスパークリングは甘い」というイメージを持っている方ほど、その洗練された味わいに驚かれるかもしれません。
おすすめの飲み方
5〜8℃ほどまでよく冷やしてお楽しみください。
シャンパングラスやフルートグラスに注ぐことで、きめ細かな泡立ちや繊細な香りをより豊かに感じられます。
乾杯だけで終わらせるのではなく、そのまま料理と合わせながらゆっくり味わうのがおすすめです。
相性の良い料理
ドサージュゼロは、料理とともに楽しむ食中酒として造られています。
例えば、
- 生ハム
- カルパッチョ
- 白身魚のお刺身
- 生牡蠣
- チーズ
- 前菜の盛り合わせ
- フライや天ぷらなど軽やかな揚げ物
爽やかな泡とキレのある後味が料理を引き立て、口の中を心地よくリセットしてくれます。
こんな方におすすめ
「天山 スパークリング ドサージュゼロ」は、次のような方におすすめです。
- 辛口タイプのスパークリング日本酒を楽しみたい方
- シャンパンがお好きな方
- 食事と一緒に楽しめる日本酒を探している方
- 日本酒好きな方への贈り物を探している方
- 記念日やお祝いの席に特別な一本を選びたい方
酒舗 彩でも、ご自宅用はもちろん、贈り物として選ばれることの多い人気商品です。
酒舗 彩より
私が初めてこのお酒を飲んだのは、まだ天山酒造で働いていた頃でした。
発売前の試作品を杜氏から試飲させてもらったのですが、一口飲んで思わず驚いたことを今でも覚えています。
「天山酒造らしい味わいが、そのままスパークリングになっている!」
それが率直な感想でした。
それまでにもスパークリング日本酒は飲んだことがありましたが、このお酒は甘さを前面に出したタイプではなく、料理とともに楽しめる天山らしい食中酒として仕上がっていました。
後日、東京の百貨店で試飲販売をした際、普段シャンパンを楽しまれているご夫婦にご紹介したことがあります。
「シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法で造られた日本酒なんです」
そうお伝えすると興味を持ってくださり、試飲後には「これは面白いですね」と笑顔でご購入いただきました。
日本酒好きの方はもちろん、ワインやシャンパンがお好きな方にも、ぜひ一度味わっていただきたい一本です。
そして、大切な方との食事や記念日、仲間との集まりなど、少し特別な時間を彩る一本として楽しんでいただけたら嬉しく思います。
商品詳細
商品名 天山 スパークリング ドサージュゼロ
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数 13度
製造者 天山酒造株式会社
価格(税込) 750ml 5,500円 ※専用カートン付き
天山酒造とは
小城の地で酒造りがスタートして150年以上の歴史を誇る。1875年創業。
元々は蔵の前を流れる祇園川の水力を利用した製粉・製麺業を営んでいた。
蔵の近くには銘水100選にも選ばれた「清水の滝」がある。
「不易流行」「和醸良酒」の考えのもと、時代の流れに合わせて革新的な酒造りに挑戦している。
現六代目蔵元である七田謙介氏は主力ブランドの一つである「七田」を立ち上げ、更なる酒造りへの挑戦を続けている。

天山にはそれぞれ違った魅力があります。
この記事が、自分にぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
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