「天山 上撰」は、小城市で長年愛され続ける天山酒造の定番酒です。
毎日の晩酌に寄り添うやさしい味わいと燗酒の美味しさが魅力。
特徴やおすすめの飲み方、料理との相性を酒舗 彩が詳しく解説します。
この記事を書いている人

この記事は、佐賀県小城市の酒屋(酒舗彩)の店主(ひでぽん)が執筆しています。
当店では天山・七田をはじめ、地元佐賀の日本酒を中心に取り扱っています。
また、筆者は過去に天山酒造の営業としても酒蔵で働いた経験があり、その経験をもとに天山について解説します。
「天山 上撰」とは
「天山 上撰」は、佐賀県小城市の天山酒造が長年造り続けている定番酒です。
地元ではスーパーや酒屋、飲食店などで広く親しまれ、「天山」と聞いてこの緑色のラベルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
派手な香りや華やかさを追い求めるお酒ではありません。
毎日の晩酌や食卓に自然と寄り添い、昔から変わらない安心感を届けてくれる一本です。
小城市で長年愛され続けてきた、まさに天山ブランドの原点ともいえるお酒です。
「天山 上撰」の味わい
口当たりはやわらかく、すっきりとした飲み口が特徴です。
お米の穏やかな旨味を感じながらも後味は軽快で、料理を邪魔することなく自然と杯が進みます。
冷酒では軽やかに、常温ではまろやかに、燗にすると旨味がより豊かに広がります。
毎日飲んでも飲み飽きない、昔ながらの晩酌酒らしい味わいです。
おすすめの飲み方
「天山 上撰」は、さまざまな温度帯で楽しめます。
- 冷酒:すっきり軽快な味わい
- 常温:バランスの良い旨味
- ぬる燗〜熱燗:ふくらみが増し、より食事によく合います
特に寒い季節には燗酒がおすすめです。
天山ならではのやさしい旨味がより引き立ちます。
相性の良い料理
毎日の家庭料理との相性は抜群です。
例えば、
- 焼き魚
- 煮魚
- 肉じゃが
- おでん
- 焼き鳥
- 煮物
食事を引き立てながら、お酒も自然と楽しめる一本です。
こんな方におすすめ
「天山 上撰」は、次のような方におすすめです。
- 毎日の晩酌酒を探している方
- 燗酒を楽しみたい方
- 地元で長年愛される定番酒を味わいたい方
- 食中酒を探している方
- 昔ながらの日本酒らしい味わいが好きな方
派手さではなく、安心感を求める方におすすめのお酒です。
酒舗 彩より
私は生まれも育ちも小城市です。
だから子どもの頃から、日本酒といえば「天山」でした。
親戚が集まる席や地域の集まり、飲食店やスーパー。
気が付けば、いつもそこには緑色のラベルの「天山」がありました。
当時は日本酒の種類なんて分かりませんでしたが、その景色だけは今でもはっきり覚えています。
大人になり、天山酒造で酒造りに携わるようになって初めて、「天山」にはたくさんの商品があることを知りました。
ですが、私の中で「天山」の原点は、今でもこの上撰です。
決して派手なお酒ではありません。
しかし、長年にわたって地元で愛され続けてきたことこそ、このお酒の価値だと思っています。
飲めばどこか懐かしく、ほっとする。
そんな気持ちにさせてくれる一本です。
商品詳細
商品名 天山 上撰
原材料 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール度数 15度
製造者 天山酒造株式会社
価格(税込) 1800ml 2,640円
天山酒造とは
小城の地で酒造りがスタートして150年以上の歴史を誇る。1875年創業。
元々は蔵の前を流れる祇園川の水力を利用した製粉・製麺業を営んでいた。
蔵の近くには銘水100選にも選ばれた「清水の滝」がある。
「不易流行」「和醸良酒」の考えのもと、時代の流れに合わせて革新的な酒造りに挑戦している。
現六代目蔵元である七田謙介氏は主力ブランドの一つである「七田」を立ち上げ、更なる酒造りへの挑戦を続けている。

天山にはそれぞれ違った魅力があります。
この記事が、自分にぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
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